2008/07/26

(つづき)
そして、ようやく黒部湖までたどり着きました。時間はあと1時間半ほどあります。そこで、前回乗れなかった黒部湖遊覧船(ガルベ)に乗ることにします。客は私のほか2人だけでした

湖面を行って帰ってくるだけですので、あまりハイライトと言えるような見所はありませんでしたが、山が美しかったです。

本当に美しい景色です。この山がこのように穏やかで美しい表情を見せてくれる日はあまりないのかもしれませんが。

さきほどの大観峰が山肌に張りついているのが見えました。

それからダムの展望台まで登りました。
ここに貯められたこの水がこれから行く発電所で使われるわけです。

展望台から見える、トンネル出口です。
通常、関電トンネルといえば、長野側の扇沢から黒部ダムまで来るトロリーバスのトンネルのことで、バスは展望台の下のトンネル内の駅に着きます。
ただ、そもそもはトンネルは出口を出て、それから川面に下りて、ダムを作り始めていったわけです。

また、トンネルは、長野側だけではなく、発電所まで、さらに欅平まで延びていて、それがこれから行く黒部ルートになるわけです。

(つづく)

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